2015年6月12日金曜日

分子凝集と初期進化

以下、NASAウェブページ「ASTROBIOLOGY, LIFE IN THE UNIVERSE」より引用

タイトル:Molecular Crowding and Early Evolution
日付:2015年6月11日
著者:Aaron Gronstal

プロトセルは最初の生命細胞の前駆体と考えられており、そのもっとも単純な構造は自己組織化された球状の脂質である。新たな研究により、原始地球上のプロトセル形成を可能とする環境についての見解が提示されている。本研究は、プロトセルの周囲に小分子やポリマーが凝集していたことを示唆している。この凝集は化学反応速度に影響を与え、水の構造・活性を変化させ、さらにプロトセルの機能を高める可能性がある。

本研究はNASAアストロバイオロジープログラム、宇宙生物学及び進化生物学部門の援助を受け、Origins of Life and Evolution of Biosheres誌に掲載された。

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