2015年6月6日土曜日

PhotosynQ

PhotosynQプロジェクト
ミシガン州立大学David M Kramer博士の研究室で開発された小型測定装置を用いてフィールドでの光合成測定を地球規模で進めるプロジェクト。片手で持ち運び可能な小型蛍光・吸光度測定装置(MultispeQ)をスマートフォンで操作し、測定データをクラウド上で管理・共有する。安価(100ドル程度を想定)で操作が簡単な装置を広く普及させ広範なフィールドデータを蓄積することにより地球上の光合成活動をリアルタイムでモニタリングすることが可能になる。光合成研究者以外の農業者、アマチュア研究者や中等教育現場にどこまで普及できるかがプロジェクト成否の鍵。現在のところミシガン州内での利用が主で、ほかにはアフリカ、中国で数例実用例があるのみ。

PhotosynQプロジェクトに参加して日本(東京)で何ができるか?
 1.都市緑地の光合成活動、健康状態の変動を把握する
 2.屋上緑化、壁面緑化の効率化(潅水の効率化)
 3.葉物野菜の収穫から流通過程の品質(鮮度)管理
 4.農薬処理時期の判定、効果、薬害判定
 5.中等教育での利用

装置の入手は比較的容易。ベータ版の生産が進んでいる様子。
フィールドでの利用を考えるならば7月には研究をスタートする必要がある。研究協力者を確保できるか?

0 件のコメント:

コメントを投稿